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Chatworkとスターティアレイズ、合弁会社を設立、スターティアレイズのクラウドストレージ事業がChatwork連結子会社へ

「Chatwork」と「セキュアSAMBA」の連携で効果的なデータ管理を実現、中小企業のDX推進

ビジネスチャット「Chatwork」を提供するChatwork株式会社(本社:大阪府、代表:山本正喜、コード:4448)とクラウドストレージ「セキュアSAMBA(セキュアサンバ)」を提供するスターティアレイズ株式会社(本社:東京都、代表:古川征且)は、両サービスの成長を最大化させ、中小企業に効果的なデータ管理を実現し、DXを推進することを目的に、合弁会社「Chatworkストレージテクノロジーズ株式会社」を本年7月1日(木)を予定に設立することをお知らせします。尚、本取り組みは、両社初めてのM&Aとなり、スターティアレイズはクラウドストレージ事業を分割し、Chatworkが過半を出資することで合弁会社はChatworkの連結子会社となります。

■背景と目的
昨今、テレワークの普及やコンピューターの性能向上に伴い、クラウドストレージでファイルを共有・データを保管する機会は増えており、クラウドストレージの市場は、2024年で約210億円、CAGRは2019年度から2024年度で+12.8%と予測されています。※1スターティアレイズが提供する「セキュアSAMBA」は、高セキュリティのもと簡単に利用できるクラウドストレージとして導入が進んでおり、従業員300人以下の法人顧客が全体の78.3%を占め、従業員100人未満の企業規模においてはシェアNo.1を確立しています。※2一方、「Chatwork」は、ビジネスチャットの国内利用者数No.1を誇り※3、圧倒的シェアを背景に、2025年以降には、ビジネスの起点となるビジネス版スーパーアプリ※4の構想を掲げています。

今回新設する、Chatworkストレージテクノロジーズは、成長するクラウドストレージ市場において、両サービスの成長を最大化させ、中小企業のDXを加速し、日本の事業モデルを革新していくことを目的としています。両サービスは、主要顧客が中小企業という特徴を有しているため、相互の顧客基盤の拡大、マーケティング・営業効率の改善、及びARPU向上というシナジーが期待できると判断しています。Chatworkは、合弁会社設立を皮切りに、スーパーアプリ構想の実現に向け、中小企業への提供価値の最大化を目的として「Chatwork」との親和性が高いサービス拡張を推進してまいります。また、本取引に関連して、スターティアレイズの親会社である、スターティアホールディングス株式会社(本社:東京都、代表:本郷秀之、コード:3393)とChatworkは業務提携契約を締結する予定であり、両社のプロダクト、マーケティング、販売力を生かしたグループ間の相互連携も進めていきます。そして、中堅・中小企業の顧客基盤拡大、両社の更なるARR等売上の増加に寄与できるよう進めて参ります。

■今後の展開・見通し
本合弁会社設立により、今後は「セキュアSAMBA」において、事業面での連携強化を図るとともに、「Chatwork」とのプロダクト面での連携も強化していく方針です。「Chatwork」が持つビジネスチャットの効率的なコミュニケーションに、「セキュアSAMBA」の安全なファイル管理のサービスとの連携により、安全で効率的なビジネスコミュニケーションを実現し、各々のサービス単体ではリーチのできなかった顧客を開拓してまいります。また、両社が持つマーケティングの知見と販売力を活かした相互連携を行っていくことで、顧客への提供価値の幅を広げ、課題解決に貢献し、将来的には中小企業の「働く」を支えるインフラになることを目指してまいります。

※1 ITR「ITR Market View:コラボレーション市場2020」より
※2 ITR「ITR Market View:コラボレーション市場2020」SaaS型コンテンツ・コラボレーション市場
-従業員100人未満:ベンダー別売上金額推移およびシェア(2018~2020年度予測)より
※3 Nielsen NetViewおよび Nielsen Mobile NetView 2020年6月度調べ月次利用者(MAU:Monthly Active User)調査。調査対象44サービスはChatwork株式会社にて選定。
※4 プラットフォーム化し、あらゆるビジネスの起点になるアプリのこと。

■合弁会社「Chatworkストレージテクノロジーズ株式会社」概要
商号:Chatworkストレージテクノロジーズ株式会社
事業内容:クラウドストレージ事業の運営
本社:東京都新宿区西新宿2-3-1 新宿モノリス19階
設立:2021年7月1日(予定)
代表者:代表取締役社長 福田 升二(ふくだ しょうじ)
出資比率:Chatwork株式会社:51%
     スターティアレイズ株式会社:49%

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■Chatwork株式会社について
「働くをもっと楽しく、創造的に」をコーポレートミッションとして掲げるChatwork株式会社は、国内利用者数No.1*のビジネスチャット「Chatwork」の提供を主力事業として展開しています。「Chatwork」は、中小企業を中心とした民間企業、教育機関、官公庁など317,000社以上に導入され(2021年5月末日時点)、各組織の生産性向上やコミュニケーション活性化に貢献しています。

代表取締役CEO   :山本 正喜(やまもと まさき)
会社設立      :2004年11月11日
事業内容      :ビジネスチャット「Chatwork」の提供
コーポレートサイト :https://corp.chatwork.com/ja/
サービスサイト   :https://go.chatwork.com/ja/
*Nielsen NetView および Nielsen Mobile NetView 2020年6月度調べ月次利用者(MAU:Monthly Active User)調査。調査対象44サービスはChatwork株式会社にて選定。

■スターティアレイズ株式会社について
スターティアレイズは国内労働力減少を社会課題と捉え、「働き方改革」として労働生産性の向上やダイバーシティの対応として、クラウドストレージ「セキュアSAMBA」及び業務自動化ソリューション事業「ReiWorQ」を中心に展開しています。新たに取り組む領域では、PC作業の自動化支援をはじめ、人工知能を使ったファイル自動識別での検索サポートなど、労働者の作業効率を向上させるサービスを他事業者とのアライアンスを駆使して、新しい価値のITツールを市場に先駆けて展開して参ります。

代表取締役CEO   :古川 征且(ふるかわ まさかつ)
会社設立      :2017年11月10日
事業内容      :クラウドストレージ関連事業・RPA関連事業の展開
コーポレートサイト :https://www.startiaraise.co.jp/
セキュアSAMBA  :https://securesamba.com/product/samba/

*本プレスリリースは、Chatwork株式会社とスターティアレイズ株式会社の共同リリースです。

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