新卒インタビュー - ビジネス
New graduates - Business
第二新卒として入社。
4ヶ月で育成担当、1年以内で新規プロジェクトをリードコミュニケーションプラットフォーム本部 セールス・カスタマーサクセスユニット セールスプランニング部小幡 万緒(2022年中途入社)
2021年4月にマーケティング・DX支援を行うベンチャー企業に新卒入社。大手企業を対象とする、マーケティングのコンサルティングサービスの営業職としてキャリアをスタート。2022年12月に、第二新卒としてkubell(当時:Chatwork株式会社)にジョイン。インサイドセールスでトップの業績を上げ、新卒社員の育成リーダーに就任。現在は、ビジネスチャット事業の成長に向け、「セールスイネーブルメントプロジェクト」をリードしている。(インタビュー:2024年4月)
新卒ではコンサル事業の営業を経験。
基礎的な営業スキルを身につけた大学生時代は、大手予備校での「生徒メンター」のアルバイトに熱中していました。このときの体験が原点になっています。一人ひとりの生徒と「なりたい理想像」をすり合わせて、個人の特性に合致した学習プログラムを組み、日々の行動をフォローする仕事です。最初に理想像を固めた後は、現状とのギャップを捉えてもらい、行動計画を一緒に考えます。根本的なマインドに課題がある場合は、日々の学習の中で気付きを与え、少しずつ前向きに改善していく。指導によってガラッと変わる生徒も多く、難関校の合格率が対前年で150%に達したのは嬉しかったですね。kubell入社後の新卒社員の育成プロジェクトにおいても、予備校時代の経験が大いに活きています。
新卒で入社したのは、マーケティング支援やDXサービスを展開するベンチャー企業でした。難易度の高い問題解決に向き合い続けて、自分を成長させたかったからです。入社後は、大手企業に対してマーケティングのコンサルティングを行う部署に配属になり、主に新規顧客の営業活動に携わりました。無形商材の営業で成果を出すのは大変でしたが、顧客の課題に向き合いながら、自分なりに試行錯誤を重ねることで、基礎的な営業スキルを身につけることができました。ただ、外部から関わるだけでは、自ら課題を解決する「手触り感」を感じるのは難しかった。そこで、当事者として関わるために、事業会社への転職を決意したのです。
圧倒的な成長環境を求めて、 第二新卒としてkubellへ
転職活動では、ITベンチャーやメーカーを受けました。kubellに入社した理由は、自分自身を大きく成長させることができる環境だと感じたからです。同級生の友人から、詳しく話を聞いていました。新卒1〜2年目の裁量の大きさや、上司から本気のフィードバックを受けられること。新卒・第二新卒社員の育成に多大な熱量を注いでいて、その象徴として、役員との1on1も定期的に受けられること。事業が急成長していることに伴い、魅力的なポストが次々と生まれていること。これらの情報に触れる中で、自分の成長イメージを持つことができました。ただ、入社後の成長の角度は、このときの想像を超えていますね(笑)。
2022年12月にkubellにジョインし、4ヶ月間「Chatwork」のインサイドセールスを経験しました。無料でお使いいただいているお客様に対して、サービスの更なる活用による課題解決と有料化を提案して、価値を感じていただくことが主な業務です。ここで結果を出すことができれば、次のステップが見えてきます。できるだけ早くトップを取る!と目標を掲げて、4ヶ月で達成できました。他者を圧倒する行動量と、顧客の課題に徹底的に寄り添うスタンス。この2つを心掛け、日々の行動を管理しながらやり切ることで、大きな成果につながりました。
社会人の一歩目の目線を高く。
私自身も全身全霊を掛けて、23卒メンバーの育成に向き合ったインサイドセールスとしてトップの成果を上げた後は、2023年の新卒入社メンバーの育成責任者を任されました。2022年新卒入社の石井さんと共にビジネス職として入社した9名全員を担当しました。座学からOJTプログラムまでを綿密に設計して、新卒メンバーに伴走して独り立ちをサポートします。社会人一歩目で、どのようなスタンスで仕事に向き合うのか。最初の基準が、キャリアに大きな影響を及ぼすので、私自身も全身全霊を掛けて向き合いました。新卒メンバー全員が日々の業務を日報に書き、翌日の朝会でその内容を徹底的にチェックし、自身の成長のために必要な振り返りの内容を言語化してもらうことに努めました。そこに業務に対するスタンスが凝縮されているので、行動の改善の余地があったり、お客様や周囲に対するリスペクトが欠けている場合は、綿密に指導を重ねていました。
また、常にこちらから答えを提供しないことも心掛けていました。正解が無い時代において事業をリードするためには、自らで問いを立てて、自らで答えを探すスタンスが必須だからです。苦しみながらも、自分で解を見つける大切さに気づいて欲しかった。「貪欲に頑張って、理想に近づきたい」という気持ちに対しては、叶えられる環境にしたいと常に思っていました。
kubellの新卒メンバーには、意志を持って仕事を動かせる人が多い印象です。その意志が業務の実行力や、困難を乗り越える原動力につながっています。また、思考力や言語化力が高いメンバーも多く、私自身も日々、大きな刺激を受けています。うつつを抜かしていると一瞬で抜かれるのではないか。そのような危機感は常に持っていますね。
自らが提案し、新卒育成のメソッドを
組織全体に展開するプロジェクトをスタート2023年下半期に、本部MVP賞をいただきました。新卒育成で培ったメソッドを、セールス組織全体に展開をはじめたことが評価されました。現在は、「セールスイネーブルメント・プロジェクト」を自らの発案で立ち上げ、セールス全体の底上げを行っています。このプロジェクトの発端は、本部長やユニット長との1on1です。「新卒での取り組みも活かして、既存社員にも拡げることで、事業のグロースにより貢献したいのです」と進言したら、「ぜひ、やってみてください。できる限りのバックアップはするから」とOKをいただいたのです。
その後は、セールス部門のマネージャーと議論をしながら、営業力向上の取り組みを進めています。kubellは組織間の垣根が低く、協業が非常に進めやすい環境だと思います。マーケティングやプロダクト開発組織とも連携しながら、全社として「セールスのあるべき姿」を追求するのはやりがいが大きいですね。
事業が拡大している中で、
若手社員にもフラットに 機会やポジションが与えられる私自身、新卒2年目の冬にkubellに入社して、1年半が経ちました。入社時に想定していた以上に、自己成長のスピードが加速したと感じています。入社前は営業経験しかありませんでしたが、新卒育成やセールスイネーブルメントプロジェクトの業務を通じて、マネジメントや組織の立ち上げフェーズを経験しました。多くのチャンスを与えてくださった、上司や周りの人たちの力添えがあってこその成長だと思います。事業がどんどん拡大している中で、若手社員にもフラットに機会が与えられる。kubellは、人が育つ会社であることは、間違いないと思います。
中長期の目線では、家庭を持っても企業の中核で働ける人材になりたいと考えています。ライフステージが変わる前に、できる限りビジネスパーソンとして成長して、会社の重要な意思決定に関われるようになりたい。そして、出産や育児というライフイベントを迎えても、キャリアと両立しながら活躍し続けたいです。今後、新卒で入社する後輩に対しても、ロールモデルのような存在になれればと考えています。kubellのミッションは、「働くをもっと楽しく、創造的に」。自身が体現して、社内だけでなく、社外の女性の働き方にも、影響を与えられる存在になりたいですね。
COOとの1on1で、
2年目で 新卒育成のリーダーに。
成長を実感。コミュニケーションプラットフォーム本部 セールス・カスタマーサクセスユニット インサイドセールス部石井 勇輝(2022年入社)
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